「奇跡体験!アンビリバボー」(フジテレビにて2020年9月10日放送)を視聴しました。
この日のアンビリバボーは「真実を見破れ!あなたの見えない世界」(目の錯覚による不思議な作品等の特集)と「人と動物の絆が生んだ19年越しの奇跡」の二段構成でした。
ここでは、後半の「人と動物の絆が生んだ19年越しの奇跡」について紹介します。
これは、アメリカのカリフォルニア州に暮らすリンダさんが、今から約46年前に経験したチンパンジーとの奇跡の物語です。
当時、アメリカでは「絶滅危惧種保護法」が制定され、それにより乱獲されていたチンパンジーの輸入が禁止されたため、ガンやB型肝炎などの新薬開発のためにチンパンジーで動物実験をしていた研究所は、自らチンパンーを繁殖させて個体数を確保しなければならなくなった。
そこで、チンパンジーを繁殖させるプロジェクトが、大学の提案により、政府の補助金を得るかたちで計画される。
ただ、資金が非常に限られていたため、そのプロジェクトの現場スタッフは大学で動物行動学を学んでいたリンダさんと、大学院生のトニーさんの二人だけという素人のみで構成されたのであった。
もともと動物、特にチンパンジーが好きであったことがリンダさんがプロジェクトへの参加を決めた理由。そして彼女は、チンパンジーが動物実験に用いられており、そのおかげで人類が恩恵を受けていることも知っていて、その上でチンパンジーにとってより良い環境であるようにとの想いであった。
しかし、このプロジェクトは様々な原因により難航し、ある事件により中止となる。その中で、預かったチンパンジー数頭を守ろうとするリンダさんたちの行動が、そのチンパンジーらの安住の地となるサファリパークを見つけることにつながる。
このリンダさんたちの行動から、彼女とチンパンジーらの間で奇跡の絆が生まれることになる。
この経験から、リンダさんはチンパンジー保護団体である「チンプ・ヘブン」(Chimp Haven)を設立する。
本作は、その再現ドラマとリンダさん本人へのインタビューで構成されています。
このストーリーは下記のフジテレビ「奇跡体験!アンビリバボー」公式サイトで閲覧できます。
フジテレビ「奇跡体験!アンビリバボー」公式サイトはこちら